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作業療法士から見た子どもの育ちの支援「食べるために必要な手の操作と遊び」
2026-01-27
生きる上で生まれてすぐに授乳。
離乳食へと進み完了期を迎えます。
生きるために「食べること」は必要不可欠。
でも、毎日の子どもの食事は大変ですよね。
いきなり、スプーンや箸を持って使えることはないんです。

そこを長野保健医療大学准教授(作業療法士)の松下雅子先生と
助教(作業療法士)の近藤優樹先生に
「食べるために必要な手の操作と遊び」
教えていただきました。

「食事」は座位の安定や意欲、口腔機能の発達、
目と手と口の協調性、食具の操作、
楽しい雰囲気などが連動して発達し、
食事の自立につながっていきます。

食事動作の発達には、
まず、
手づかみ食べ(10ヶ月~2歳ごろ)の時期は、
直接食べ物に触れる経験は食具の操作に繋がっていくため、
手づかみ食べはとても重要。
手づかみ食べをすることが、
スプーンを上手に使えるようになる近道。
子どもが試行錯誤しながら、
固いとか柔らかいなど
経験から得ていくための情報収集の機会になります。

次に、
スプーンを使用する(1歳~)
こぼさなくなる(2歳~)
すくう量の調節が可能になる(3歳~)
三指握りができる(4歳~)と
探索や試行錯誤を通して、
経験する過程で段階的に進んでいきます。

子どもの身体は肩と肘中心の動作から始まり、
この時期はスプーンを使っても量を加減したり、
口の中に入れることが難しいので、
こぼすことがほとんど。

次の段階になると
大人のように手首を返して手内動作ができるようになると、
上手に口に運べるようになり
こぼすことが少なくなっていきます。

それを促すための遊びとして、
目と手の協応がポイントに!
様々な素材のボールを用意。
同じ形でも素材の違いがあることで、
触って刺激を感じことが経験になります。
最初は抵抗を示しても
周囲の大人が一緒に遊んだり応答することもポイント。
その様子を見て安心してやり始めていました。

もう一つ、
シュレッダーした紙を用意。
最初は触れなかった(経験がないため)けど、
大人が楽しそうに遊びだす様子を見て、
触り始めました。
触ることで紙があっちこっちと動くので、
手で握ってぐちゃ。
目で見て(確認)、面白いという感情が湧いてきた様子が
手に取るように伝わってきました。

子どもと一緒に遊ぶことの意味と
大切さを理解していただければと思います。

次回 2/3㈫ 「豆まき」
満員御礼です。
松下雅子先生と近藤優樹先生
様々な素材のボール遊び
触って試し中
転がってくるボール遊を目で追って手でキャッチできた?(目と手の協応)
シュレッダーした紙 「これは…⁈」 大人が触って遊んでいるのを観察中 
楽しそうだから触ってみようっと!
パラパラパラ…紙が落ちてきた! おもしろい!!
マジックテープでくっついているおもちゃを「せーの!」
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